奈良判定!判定基準が違うなんて言い訳だ!!

連日、奈良判定というボクシングの不正審判の話がニュースで取り上げられていますよね。

奈良の選手には判定では勝てない、というのが奈良判定といわれる所以のようです。

日本ボクシング連盟は不正じゃなくてもともとの基準っていってますけども。

正直なところ、ダウンも2回とって負け、なんて納得がいきません。

 

奈良判定の判定基準に納得がいってないのは選手自身

2016年の国体の試合はアマチュア基準でも勝ったのは岩手の選手なのでしょう。

奈良の選手も自分自身がわかっているのか、手を挙げるのを拒んでいます。

(Youtubeで動画を検索したら出てくるのですが、特に処理はされていなかったので載せるのはやめておきます)
動画の9:05秒あたりで、奈良の選手が手を挙げるのを拒んでいることがわかりました。

 

私は、ボクシングを「はじめの一歩」くらいでしか知らないのですが、1Rと3R優勢だったのは青の選手だと思いました。

青、ということは岩手の選手です。

プロボクシングのマンガしか見てないので、ダウンは加算されないと聞いて驚きました。

 

アマチュアの判定基準は技巧を問うもの、というのは一応かじってましたけども。

特にどっちがどっちと意識しないままでも、青の選手の方が足も使ってたりかわしたりと典型的なアウトボクシングだな、と感動しました。(*’▽’)

宮田一郎が好きだったもので、ついアウトボクサーに反応してしまいます。



プロとアマの判定基準の違い

アマチュア

  • KOにこだわらない
  • 手打ちではない有効なパンチを当てたことで得点打とみなす(多く当てた方が勝ち)
  • ペーパー採点方式の場合は「より攻勢を示した選手」あるいは「より優れた防御を示した選手」のいずれかを基準としてジャッジの判断に委ねられる。

 

プロ

  • 10点満点の減点方式
  • ダウンをすると減点される
  • 世界的に採用されているのは10ポイント・マスト・システム

 

簡単に書くとこういった形になります。やっぱり大きいのはダウンをしても減点がないことでしょうか。

プロだとダウンの点差が開きすぎるとTKOになります。

 

では、判定基準を整理したところで、奈良判定の判定基準が妥当だったのか見てみましょう。

奈良判定に対して、日本ボクシング連盟の言い分はこうです。

4.不正審判の件
岩手国体の際の岩手の佐々木選手と奈良の中島選手の審判が不正であるとの指摘です。
確かに中島選手が2回カウントをとられたことは事実ですが、レフリーストップさせる程のコレクトパンチではありませんでした。
審判委員会で再三再四説明しているように、プロとは異なり、ダウンはクリーンヒットの一打であり、それ自体に加点することはありません。
結局クリーンヒットの数の多寡によってポイントが決まるのです。
上記の試合はその評価が分かれた結果スプリットで中島選手の勝ちとなったものです。
告白者側が、中島選手がダウンをとられたことを強調して、さも不正審判であるかのように吹聴することはボクシング審判に対する不信を煽るものであって断じて容認できません。

引用元:日本ボクシング連盟のブログ

 

簡単に連盟の言うことをまとめると

  • 中島選手がダウンしたけど審判がストップするほどじゃない
  • ダウンしたって加点はアマにはない(クリーンヒットの結果ではある)
  • 告白者側はダウンのことを強調しすぎ

 

ということになります。

こんだけ不祥事が積み重なってる団体に告白者のことを悪く言われるのはもやっとしますね……。

つまり連盟は、クリーンヒットの数で敗けてるじゃないか、と言いたいわけですよね。

 

でも、実際には「より攻勢を示した選手」あるいは「より優れた防御を示した選手」のいずれかを基準とするのもあるわけです。

 

検証してみた

1R

  • 佐々木選手が中島選手にヒット&アウェーを繰り返している
  • 中島選手のパンチはかわされている数が多い
  • ポイントは中島選手(奈良)に多く入った

 

2R

  • 佐々木選手のクリンチが多かった
  • 中島選手のパンチが当たるようになってきた
  • 素人目に中島選手の優位なラウンドだったと思う
  • ポイントはすべて中島選手に入った

 

3R

  • 序盤に手をついてダウンをとられた
  • 激しい打ち合い
  • 中盤あたりにダウン、佐々木選手ガッツポーズ
  • 中島選手がガードを固めている
  • 審判の判定に手を挙げるのを拒んだ
  • 私は佐々木選手の優勢だと思った

 

雑感だとこんな感じになりました。もっとボクシングをよく見る方なら詳しく解説できるのだと思います。

とはいえ、素人でも岩手の選手が優位に映ったということなら専門の方から見ると明らかだと思うのですが……。

だからこそ、この判定を拒まれたのでしょう。



奈良判定とホームタウンデシジョン

ちなみに、今回のような判定はホームタウンデシジョンの一種に当たるのではないか、と思います。

はじめの一歩でいうと、宮田一郎の試合でも起こってたやつです。

アジアの武者修行中、タイで戦ったときに判定で敗けた話ですね。あれも確かダウンをとって終始優勢だった試合でした。

 

ホームタウンディシジョン(Hometown Decision)とは、審判がくだすホーム側に有利なようにみえる判定のことです。八百長とは違って、選手側には一切の非がありません。

 

ほんと、選手だって被害者です。

採点に代表されるようなスポーツでは地元に有利な判定がされる傾向があるようです。

 

奈良判定は会長の地元に有利な判定、ですけどね。

 

ホームタウンデシジョンの要因は、ホーム側を応援する観客に無意識に遠慮してしまう可能性があることが指摘されています。

奈良判定の要因も、会長への配慮だとしたら大枠は一緒なのだと思います。

ただ、奈良判定の場合は明確に処罰となってきてしまう分、影響はかなり高いと推測されます。

 

まとめ

自分自身、判定基準によるものだから不正審判ではない、との言い分に疑問を感じて調べてみました。

基準を調べてみて思ったのですが、ダウンで減点される以外に大きな違いはありませんでした。

 

クリーンヒットも多かったと思いますし、攻めもディフェンスもよかったと思います。

あえて言うなら、クリンチが多かったなーと思ったくらいです。

 

「判定になったら負けると思っておいた方がいい」

 

そういわれていても、嫌なものです。宮田くんもタイの試合では倒せなかったら負け、と思って臨んでましたけど一番は公平なジャッジですよね。

まだホームタウンデシジョンの方がマシです、ヤマネデシジョンよりは。



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