ランウェイで笑って 51着目ネタバレと感想 育人のお母さんにはお見通しだった!
前回、ひどい侮辱を受けた千雪は見返すため心のモデルになると宣言しました。また、育人にはライバル宣言を……。
ちなみに、前回の時点で私は「うんっ負けないよ千雪さん!」みたいなのを想像していましたが。いかんせん全く予想と違っていました…笑
ネタバレ
「わたしは長谷川心のショーに出る 育人許して…次は…ライバルで行こう」
宣言された育人は戸惑います。
「それって…掛け持ちとかじゃなくて心さんの方にだけ出るってことですか…?」
「うん じゃないと長谷川さんだけがハンデ負ってるってことにならないでしょ?」
「僕は千雪さんをハンデだなんて思ったことないですよ」
そんな育人に戦意満々の千雪はいいます。
「単純に本気の育人と戦いたい 育人はわたしの中で一番のライバルだから」
盛り上がっていく三人にマネージャー、五十嵐はこういいました。
「くだらない賭け事なんかに加担…いや結果を出せなかったら大学を辞めてモデルに専念する…ということでいいんだな長谷川 当たり前だよなぁ? そうじゃなきゃ釣り合いがとれないよなぁ? 条件はまあ…そこのお友達よりいい成績を獲れ」
相変わらずガラが悪すぎです、五十嵐さん。
なぜ育人を条件に加えるのか、と抗議する心に五十嵐は言い放ちました。
「ただ本気を見せろと言ってるんだ 仲良しこよしじゃない お友達を蹴落としてでもトップを獲る そういう覚悟を」
ともかくも、五十嵐は賭けに乗ってくれました。
学校の空き教室で、育人はぼけっとしていました。モデルを千雪にやってもらうつもりで考えていたので何もデザインが浮かばないのです。
千雪と心は本気で戦ってほしい、と思っているようですが育人は違っていました。
「遠慮なんかじゃないですよ 僕は最初から心さんに…千雪さんに…報われてほしいんです」
病院に育人がお見舞いにいくと母が何かを書いていました。
思わずひったくる育人。
後悔のないようにいつでも遺書をストックしておく、というお母さん。育人はふざけるな、と言ってますけど母の立場からしたらふざけてるんじゃなくて真剣です。
いつもどおり、見舞いに来ているつもりの育人にお母さんはいいます。
「ねぇ育人 さっきお母さんからとった遺書開いてみて」
その遺書には、死ぬまでにしたいことが書いてあると。
『育人のファッションショーを家族で見に行きたい』
心や千雪のために道を譲ろうとしていた育人の胸に光が差し込みます。
(負けられないなぁ カッコイイとこ見てほしい)
「本気で…っ やらなきゃ…」
感想
お前、いまさらかいっ!と思わず感動的なシーンでつっこんでしまいました。どうも、この都村育人くんは私が好きな少年漫画の主人公とはタイプがだいぶ違うんだなぁ、と思いました。
そもそも、私は誰かと争えない、という優しさをみせるタイプがものすごく苦手です。
一度限りならまだいいのですが、いい加減話を引っ張りすぎなのでは…。
前回の話が、ライバル誕生!みたいな流れだったので少し肩透かしを食らった気分があります。
しかし、もともとライバル視していたのは千雪だけでしょうから育人は悪くないのでしょう。
ただ、私はこの作品を最初は夢をどこかで諦めていたけど、きっかけをもらって突き進む二人の物語だと思っていたので残念な気持ちはあります。
どうしても繰り返しのような内容が多いからか、ちょっと情報も少ないような気はしました。彼女、お借りしますも大ゴマが多かったですが情緒たくさんだった今週と比べると……。
いや、次週以降に期待しましょう! 育人も決意を新たにしましたから!!
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