クレヨンしんちゃんの矢島晶子さんの降板について
びっくりしました、まさかしんちゃんの声優で降板って……。幼少のころから親しんでいただけに驚きが隠せません。
ちなみに、矢島さんは爆走兄弟レッツ&ゴー!!のジョー役が好きでしたね。
クレヨンしんちゃんにもくる世代交代の第一波
クレヨンしんちゃんでのご出演は1992年4月13日の番組放送開始から26年3か月だそうです。
生まれた赤ちゃんが成人してもおつりがくる……。
ドラえもんは声優が一新されていますけど、しんちゃんはしてませんからねぇ。そりゃ5歳児の声を出し続けるのはしんどいと思います。
矢島さん曰く、「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなり、キャラクターの声を作る作業に意識が集中して、役としての自然な表現がしづらくなった。」との理由。
作品を思ってのことなのですね。
真摯な態度がとても嬉しいです。
しかし、しんのすけの声を聞けなくなるのはとても寂しいです。長寿番組の声優が変わっていくのはしかたのないこととはいえ、新しい人を受け入れづらい体質な身としては……。
さて、6月29日が矢島さん最後の演技です。7月からのしんのすけ役はまだ調整中ということで決まっていません。
矢島さんはもう51歳ということです。やはり若いころとは声質は変わるものですし、私としては年代でやれる役でのご活躍をお祈りしたいです。
矢島晶子さんの他作品でのご出演
・ バクマンレッツ&ゴー!!(1996年 – 1997年、三国チイコ、ジョセフィーヌ・グッドウィン)- 2シリーズ
- 犬夜叉(2000年 – 2009年、琥珀、逆髪の結羅)- 2シリーズ
- 学校の怪談(2000年、だっと)
- フィギュア17 つばさ&ヒカル(2001年、椎名つばさ)
他にも多数あるのですが、私が見たことあるのは上記です。
調べなおして思ったんですが、チイコとジョーの声矢島さんだったんですね。この兼役はほんとすごい……。
チイコはもう甲高い声で割とキンキン響いてくるので役とも相まってうざ感じでしたが、ジョーは気の強い女の子という感じが上手く表現されておりました。
今聞いたらわかるのかもしれませんが、当時は全部同じ人だなんて思いもしませんでしたよ、ほんとうに。
それだけ演技にこだわられていたのだと思います。
しんのすけの演技も独特で、最初から今の形になっていたわけではないことを考慮すると常にその作品にとってのベストを考えられているのだな、と思わせられました。
追記(2018.7.24)
しんのすけ役は小林由未子さんになりましたね!
幼少のころからホビー系のアニメでお世話になっておりました。これからのご活躍をお祈りしています。