初持ち込みの結果はともかく画力!画力!画力!!
初めて持ち込んだのはジャンプスクエア
こんばんは、ひっすんです。今日は初めての持ち込みについて話したいと思います。ずいぶんと昔の話になりますね。なぜジャンプスクエアだったかというと、当時テガミバチという漫画にハマっていたからです。( ^^)
あとは少年ジャンプに持っていく勇気はありませんでした。(;’∀’)
このころの絵は小学生か幼稚園が描いたのかと思うくらいひどかった! ストーリーは面白いはず、と何の根拠もなくそう思っておりました。笑
振り返ってみると相当酷い話だと思いますね。一応なんとか既定のページで終わらせた、というものでしたし。
アポをとったものの完成してなかった
今だったら絶対にやりませんが、なんと完成しないまま持ち込んでいたのです。実はアポをとったのが原稿を仕上げている最中でした。なので、約束の日までひたすら作業をしていたのですが、終わりませんでした(;’∀’)!!
当日は電車の中でセリフを入れていたのは苦い記憶です。
「すみません、まだセリフを入れ終わってないんです。一応ネームは持ってきてるのですが・・・・・・」
「じゃあ、ネームも一緒に見せてください」
と、その編集さんは原稿とネームを同時に読んでくださいました。ちなみに、読んでもらってた私はというともう死にそうな気分でした。
このころはまだ作品を読まれ慣れてなかったのです。
結果、いいとこなし
言われた一言一言が突き刺さりました。以下、箇条書きです。
- 絵が幼い
- 前半部分何を言ってるのかわからない
- もっと模写が必要
- このままの状態だとデビューまでに何年かかるかわからない
- 早い人は小学校くらいから書いてる、もっと取り戻すくらいやらないとだめ
正直、話を聞いている最中は涙をこらえるのに必死でした。質問なんてする余裕はもちろんありません。しかも、この指摘されたことはというと、画力部分です。努力が足りない、と頭を殴られた衝撃でした。
とはいえ、家に着いた頃にはけろっと回復してましたが笑。少なくとも画力を上げればちゃんとストーリーもある程度伝わるんじゃないか、と。
指摘されたことをクリアしてさらにその上をいけばなんてことはないはずだ、と思ったのです。
追記(2018.7.6)
後日、少年ガンガンに持ち込む
ちなみに、初めて持ち込んだのはスクエアでしたが、同じ原稿を少年ガンガンにも持ち込みました。
このとき、あたった編集の方の言葉はあまり受け入れられませんでした。おそらく、この方の思う常識のレベルと私のレベルが乖離しすぎていたからかもしれません。
ちなみに、このときはちゃんとセリフを全原稿に入れ終わっています。
指摘されたこと
・絵が下手すぎ、何かいてんのかわかりづらい
・背景が白すぎでやる気ない
・犬も適当すぎ、もっとしっかり見て描け
・誰が主人公かわからない
・つまらない
私はこの指摘を聞きながら内心猛反発していました。苦笑
下手なのは承知の上です。それに、一度スクエアの編集に指摘されているのでそれ以上のことを聞きたい気持ちでした。
もう黒歴史にしてしまった原稿なので、ごみ箱に捨てています。
思い返せば酷い原稿だったのはバッチリ記憶にあります。笑
それでも、初原稿への思いはありました。なんていうか適当にしたコマはなかったのです。
犬だって写真を見ながら描いていたのです。残念ながら表現できる画力がほぼ幼稚園児に等しかったのでした。
正直、あの程度の画力でよく39ページ描き終えられたな、と我ながら感心しています。
ガンガン編集だった方はおそらく、そこまでは読み取れなかったのだと思います。スクエアの方は何作目か聞いてくださったので、技術的に表現できていない、と気づかれたのだと思いました。
バクマン。の真城がいうとおり、「自分でわかる点は指摘できて当たり前」という考えが私にはありました。
欠点が見えてもそこから先をどういってくれるのか、それを編集の方に求めて持ち込んでいたのです。
なので、ガンガンでぼろくそに言われても(悪い点しかいわなかったな…)程度で終わりました。悪い点は自分でもほんと気づきますから、ネガティブな人間なもので。
初めての持ち込みは、「画力をなんとかしないと話にならん…お話が伝わってない」という結果に終わりました。